古座川町の一枚岩

和歌山県内には数多くの絶景スポットがありますが、古座川の一枚岩ほど「実際に見てみないと分からない」場所はないかもしれません。写真で見ると「大きな岩だな」程度の印象ですが、現地に立つとその圧倒的なスケールに言葉を失います。今回は、そんな一枚岩の魅力をお伝えできればと思います。
一枚岩とは
一枚岩とは、その名の通り割れ目のないひとつながりの巨大な岩盤です。
古座川の一枚岩は、高さ約100m・幅約500mという圧倒的なスケールを誇り、国の天然記念物にも指定されています。川沿いの道から見上げると、まるで大きな屏風がそびえ立つような迫力。四季折々の景色とあいまって、その雄大さに思わず息をのむはずです。
古座川の一枚岩へのアクセスと駐車場
古座川の『一枚岩』は道の駅『一枚岩モノリス』の目の前にあり、道中にも案内標識があるのでわかりやすいと思います。
・車で訪れるなら、すさみ南ICから約40分ほど。
新宮からなら約1時間ほどの場所にあります。
・電車・バスを利用の方は、JR紀勢本線『古座駅』から古座川町ふるさとバス本川線『一枚岩』下車すぐです。
古座川ふるさとバス時刻表
http://www.town.kozagawa.wakayama.jp/yakunitatu/bus_jikokuhyou.pdf
南紀熊野ジオパークの古座川の一枚岩

とにかく大きくて写真におさめるのも一苦労。
一枚岩の手前には和歌山の清流『古座川』が流れている。
これよりさらに上流には七川ダムがあり、春になると数千本の桜が咲く花見スポットとして人気です。
古座川の一枚岩の成り立ち

約1500万年前、この地域で大規模な火山活動が起きました。
1.マグマが地表に噴き出す際の通り道で火山灰が固まる
2.長い年月をかけて周囲を川に浸食される。
3.硬くて丈夫な部分だけが巨大な岩壁として残った
マグマが冷え固まった岩は、20km以上も東に続いているようです。
このマグマからできた岩の連なりを、古座川弧状岩脈といいます。
一枚岩の守り犬
古座川の一枚岩には岩を食べる魔物から一枚岩を守った『守り犬』の民話があり、毎年4月19日前後、8月25日前後に巨大な犬の影が一枚岩に出現します。
時刻は夕方の16:45〜17:05頃
※4月と8月では時間が違うかもしれません。天気が悪くても見れません。

残念ながらその写真はないので、下手くそですが書いてみました。
こんな感じに犬っぽいシルエットができるわけです。
道の駅『一枚岩モノリス』

一枚岩を観光するにあたって、拠点となるのが道の駅『一枚岩モノリス』です。
写真の左側に建物が見えるのがわかるでしょうか?
いかに一枚岩が大きいかわかってもらえるかと思います。
道の駅モノリスは町内のジビエやゆず、鮎などの特産品を使ったランチやカフェメニューを一枚岩を眺めながら楽しめます。
さらには一枚岩の前でキャンプやBBQを楽しむ事ができるようです。(要予約)
その他アクティビティも盛りだくさんです。

道の駅『一枚岩モノリス』の情報
営業時間 3月〜11月 平日 9:30〜17:00
土、日、祝日 8:30〜17:00
12月〜2月 平日 10:00〜17:00
土、日、祝日 9:30〜17:00
駐車場 18台
トイレ あり
ちょっとした水遊びも


川の手前には浅瀬が広がり、夏には足をつけて涼んだり子どもと水遊びも楽しめます。駐車場やトイレも完備されており、家族連れでも安心です
最後に

古座川の一枚岩は、自然の力がつくり出した圧倒的な造形美と、家族で過ごせる安心感が共存するスポットです。南紀熊野を訪れるなら、ぜひ一度は立ち寄ってほしい場所。地球の歴史と和歌山の豊かな自然を、ぜひ体感してください。
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