食をテーマにした商業施設『帝国座テラス』

この秋に(2025年11月予定)オープンが予定されている『帝国座テラス』
建物は完成し、後はオープンを待つのみ。
またどのような店舗が入るのかは分かっていませんが、シャッター商店街となりつつある東ぶらくり丁商店街にどのような影響を与えてくれるのだろうか。
非常に楽しみである。
帝国座テラスとは?
かつて東ぶらくり丁には帝国座という映画館があり、和歌山市民に長く親しまれてきた。
その跡地に商業施設『帝国座テラス』が誕生する。
食をメインに、美容系の店舗などが入る予定である。
施設名に帝国座を残すあたりに、和歌山市民の愛を感じとれるのではないだろうか。
参入店舗
ノムクラフト和歌山 タップルーム&ボトルショップが入るようです。
帝国座テラス C号
Nomcraft – Brewed in Aridagawa
有田川町の醸造所から直送されたクラフトビールを飲める店とのこと。
解体前の帝国座

写真右側の大きな建物が解体前の『帝国座』である。
映画館が閉館後、クライミングジムが入っていたが後に移転。
帝国座解体〜帝国座テラスが完成するまで

ことの発端は、東ぶらくり丁商店街の記事に、帝国座の写真を追記するために訪れた時の事。
残念ながら一足遅くすでに解体されてしまっていた。
あの大きな建物がなくなり、この場所からは見える事のない空が見える。
この時の私のガッカリ感は相当なものであった。
帝国座テラス建設中 2025年3月 重機が入る

私は写真撮影のために『ぶらくり丁商店街』にはよく足を運ぶ。
この日も何気なく歩いていると、帝国座跡地に重機が入っているではないか。
何をしているのか気になり、帰宅してから調べてみる。
どうやら帝国座テラスなるものができると、この時初めて知った。
東ぶらくり丁商店街に新しい店ができると知り、私は俄然帝国座テラスに興味を持ち、完成するまで追いかけてみようと思った。
2025年4月上旬撮影 親水空間のコンクリート打設

河川敷の親水空間のコンクリート工事がひと段落。
コンクリートは下地で、仕上げはまた後日に。
そろそろ建物の工事が始まりそうだ。
2025年4月下旬撮影 基礎工事スタート

基礎工事も始まりました。
親水空間の階段の工事も始まる。
2025年5月中旬 基礎が完成

基礎のコンクリートを打設後、型枠を外し基礎は完成。
親水空間に手すりがついた。
2025年5月末 足場が組まれる

足場が組まれていた。
親水空間も階段や土間が仕上げられている。
これで川の水が綺麗だという事なしなのですが。
2025年6月中旬撮影

少し見ない間に一気に工事が進んでいた。
さてどんな店がはいるのか。
2025年7月上旬撮影 足場がばらかれる。

少し間が空いてしまったが、すでに足場はばらかれていた。
2025年8月上旬撮影

建物とフェンス間にウッドデッキを施工中のようです。
2025年9月上旬撮影

ほぼ完成した感じだ。
あとは植栽や照明関係で外構工事も終わりそう。
この記事のトップの写真が最新の写真である。
路地裏感を出した、細い小道

上の写真ではわからないが、帝国座テラスは二つの建物からできている。
建物と建物の間に細い通路を設けて、路地裏感を演出。
奥の店が気になるようにとの演出らしい。

板が張られた壁に『帝国座テラス』の文字がつけられ、緑も植えられていい感じに。
ただ帝国座テラスの隣の赤い建物(ドMなバニーちゃん)が残念で仕方ない。

こちらの川沿い側にはウッドデッキがあり、ゆっくり過ごせそうな場所である。
アーケード商店街では見ることのない緑があり、とても新鮮な気持ちだ。
帝国座テラスに隣接するコインパーキング

建物の東側には、コインパーキングが設けられている。
駐車台数は7台と少ないが、帝国座テラスに一番近い駐車場になる。
料金は40分/100円。
24時間最大料金は400円
看板には提携店舗の文字があることから、帝国座テラスの店舗利用で駐車場料金のサービスが受けれるのかもしれない。
大門川を挟んで見る帝国座テラス

帝国座解体後はなんとも締まりが悪い感じになっていますが、帝国座テラスが完成すると
どんな感じになるのか楽しみだ。

帝国座の建物がなくなり殺風景になっていたが、帝国座テラスができたことにより良い感じになりました。
でも東ぶらくり丁商店街の一部というよりは、少し別物な感じはやむなしか。
帝国座テラスのオープンで、歴史ある商店街にどのような変化をもたらすのか、今後も記録を撮り続けていきたいと思う。
帝国座テラスへのアクセス
公共交通機関を利用の方
南海和歌山市駅からバスにて、ブラクリ丁下車後、徒歩で約3分。
和歌山駅からバスにて、同じブラクリ丁下車後、徒歩で約4分。
車でお越しの方は、近隣のコインパーキングを利用してください。
ぶらくり丁の記事はこちら