◆ JR和深駅|海に近い静かな無人駅

紀勢本線の駅巡り、今回は「JR和深(わぶか)駅」です。
なぜこの駅に来たのかというと…すさみICで降りた時、ふと「駅を巡ってみよう」と思い立ち、一番近くにあったのが江住駅。そこから南下する流れで、ここ和深駅に立ち寄ることになりました。
2020年に老朽化のため建て替えられ、今のようなシンプルな駅舎に。
最近の紀勢本線の駅舎ではよく見られる、機能的で簡素な造りです。
マイクラで例えると豆腐建築ですね
JR和深駅の場所
国道42号線から少し入った場所にあるため、車で普通に走っているとまず気づかない立地。
小さな案内板を頼りに曲がると、山と海に囲まれた静かな空間に駅があります。
◆ 駅構内とホーム|反対側のホームにはどう行く?
和深駅の待合所

待合所はこんな感じ。
座って待つにはちょっと狭いかなっと思います。
おそらく利用客がそんなにいないのでしょう。

駅舎の通り抜けホームへ。
海の見えるホームに感動したのも束の間、一つの疑問が頭をよぎった。
向こうの2番線ホームにどうやって行くのか。
見回してみたが、通路がない。
構内に跨線橋も踏切も見当たらず、一瞬「まさか線路を渡るのでは…」と思ってしまいましたが、もちろんそんなことはありません。
実は、駅舎を出て大きく外側を回る必要があります。
◆ 外回りルート|トンネルを抜けてホームへ
2番線への道

駅舎を出て坂を下っていくとT字路があり、右に曲がると薄暗いトンネルが現れます。
入口の看板には「きのくに線 和歌山方面のりば」としっかり書かれており、正式なルートだと分かります。

入口の看板には「きのくに線 和歌山方面のりば」としっかり書かれており、正式なルートだと分かります。
昼間でも薄暗いトンネル


人の気配は全くないし、夜なんかだと気持ち悪いと思います。

トンネルを抜けるとこんな感じ。
この階段を昇れば2番線和歌山方面のりばに到着です。
初めて訪れた私にはとても面白く感じました。
ホームからの風景|青い空と海、紀南の夏


ホームの向こうには、広がる青い海と空。紀南に来るならやっぱり夏ですね。
特別な設備や装飾はないけれど、自然が一番の見どころになる駅です。
ただ先程のトンネルを通り抜けて2番線ホームに行かずに、真っ直ぐ海岸まで出てみましょう。
和深海岸|ジオパークの地形と静かな浜辺

せっかくなので、駅のすぐ近くにある和深海岸にも立ち寄ってみました。
ここ、事前には知らなかったのですが、『南紀熊野ジオパーク』の一部だったのですね。
吉野熊野国立公園 南紀熊野ジオパーク『縞模様の岩壁の不思議』
海岸線に沿って現れる縞模様の岩壁は、地質時代の変化を物語るもの。この日は時間の関係で岩壁の間近には行けませんでしたが、後日再び訪問してきました。
南紀熊野ジオパーク『和深海岸』についての記事はこちら
ジオパークについて詳しくはこちら
JR和深駅まとめ

| 情報項目 |
内容 |
| 所在地 | 和歌山県すさみ町和深 |
| 駅種別 | 無人駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 駅舎 | 2020年に建て替え |
| 周辺スポット | 和深海岸、縞模様の岩壁(ジオパーク) |
| アクセス | すさみICから車で約10分 |
次回は「JR田子駅」へ
次回はさらに南下し、JR田子(たこ)駅を訪れます。
こちらも紀勢本線らしい、静けさと自然が魅力の駅です。