Record of Wakayama

和歌山県内の町並み、レトロな商店街、歴史的建築、観光スポットを写真に記録しています。地域の今と昔を歩いて感じる“和歌山まち歩き”ブログです。

【南紀熊野ジオパーク】救馬渓観音の「虫喰い岩」と「馬頭の滝」を巡る旅

「和歌山・救馬渓観音|小栗判官伝説と南紀熊野ジオパークの神秘」

救馬渓観音とは

和歌山県の山深い渓谷に、約1300年もの間、静かに佇み続ける霊場があります。それが「救馬渓観音」です。
名前だけ聞くと少し変わった響きに感じるかもしれませんが、この観音様には愛馬を救った小栗判官の感動的な伝説が秘められています。病に倒れた愛馬への祈りが叶い、判官自身の病も癒されたという、まさに「救馬」の名にふさわしいエピソードです。
一歩境内に足を踏み入れると、そこは別世界。約3万坪もの広大な敷地に、大自然の中で巨大な一枚岩と一体になった寺院。山門から本堂まで続く約1キロの参道は、まるで自然の中を散策するハイキングコース。桜、アジサイ、紅葉と、四季それぞれが織りなす美しい景色が参拝者を迎えてくれます。

救馬溪観音の場所とアクセス

駐車場は多く、500台駐車可能となっています。

今回は第1救馬渓観音駐車場を利用。

・車でのアクセス

紀勢自動車道『上富田IC』下車 約6分〜

 

今回の目的はジオパークという事で、駐車場は東参道第一駐車場から。

じっくり救馬渓観音を満喫したい方は、下にある表参道駐車場から歩いてみてください。

ジオパークはどこにあるんだろう?って歩いていると、ありました看板。

瀧王神社

救馬渓観音の境内の奥にひっそりと鎮座する『瀧王神社』

瀧王神社は、修験道の開祖として知られる「役の行者(役小角)」によって開かれた修験道の聖地です。瀧王・祇園・八幡の三神をお祀りし、古くから「お瀧大権現」の名で親しまれています。

南紀熊野ジオパーク『救馬渓』の見どころ

鳥居手前にはジオパークの案内板が設置されています。

まだ、あまり多くのジオパークを訪れたわけではありませんが、この瀧王神社は凄く神秘的な場所で見入ってしまいました。

馬頭の滝

瀧王神社の最大の特徴は、「馬頭の滝」と呼ばれる滝がご神体となっていることです。

鳥居をくぐった奥に流れ落ちるこの滝は、霊山の清水を集めた神々しい佇まいで、1300年もの間、人々の信仰を集めてきました。

地質学的にも貴重な場所

馬頭の滝は、その美しさだけでなく地質学的価値も高く、南紀熊野ジオパークのジオサイトにも指定されています。
地質学的な見どころ:
    •    岩肌に見られる虫食い状の穴
    •    古い地層の上に新しい地層が重なった「不整合」という現象
    •    風化に強い砂岩礫岩層が作り出した断崖地形
専門的な説明は難しくても、自然が長い時間をかけて作り出した芸術作品として楽しむことができます。

虫喰状の風化と岩窟

こちらの滝王神社でも見られる『虫喰い岩』

以前に紹介した保呂の虫喰岩と同じ雰囲気ですが、規模や周辺の雰囲気も相まって、断然こちらに軍配が上がってしまいます。

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この虫喰状も保呂の虫喰岩と同じ原理でできていると思います。

タフォニと呼ばれ、風化によって自然にできたもの。

保呂の虫喰岩でも説明しましたが、岩の小さな隙間に塩分を含んだ水がはいり、その水分が蒸発し、塩の結晶ができる。

結晶が大きくなり、岩の表面が剥がれ穴になる。

なんとも気の遠くなる話ですね。

それほど時間をかけてできる神秘的な現象です。

救馬渓のまとめ 

救馬渓観音の広大な境内には、他にも様々な見どころがたくさんあります。

縁結びの神として明神様が祀られている社も虫喰い状の中にあり、ハート型のタフォニがあるとか。

そのタフォニを見つけると、男女のご縁、お金のご縁など、良縁を授かるといわれています。

他にも展望台から田辺湾や紀伊水道を見渡すことができます。

今回、私はどちらも行けずでしたが、また訪れたいスポットであることは間違いないです。

上富田町周辺のジオパーク

保呂の虫喰岩

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田中神社の森

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上富田の潜水橋

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