まさに昭和!和歌山のディープスポット『七曲市場』

和歌山県和歌山市東長町にあるアーケードを備えた歴史ある七曲市場。
昭和の雰囲気というか、まさに昭和そのものって感じ。
ここだけ時が止まっているかのように感じます。
七曲市場とは
1949年(昭和24年)12月には現在の七曲市場の場所にバラック建ての店舗が店舗が建設され、市場として復興を開始。
昭和30年代の全盛期には92店もの店が軒を並べた。
以降は徐々に売上の減少に悩まされるが、それでもまだまだ活気あふれる市場で、1日平均8000人もの買い物客で賑わった。
現在は営業している店舗は少ないが、当時の雰囲気が色濃く残っている。
七曲市場の場所・アクセス
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JR和歌山駅から、「小人町」バス停で下車後、徒歩7分
南海
和歌山市駅から、「材木町」バス停で下車後、徒歩3分
2013年の七曲市場の記録

カメラを持って初めて訪れた、2013年頃の七曲市場。
今から約12年前(2025年現在)は、まだ今よりも営業している店の数も多く買い物客もチラホラ見かけた。
市場内は少し暗いが、それがまた良い雰囲気をだしていたのは間違いない。

店先に多くの商品が並び、歩く通路は少し狭く感じる。
まさに市場といった雰囲気がピッタリだ。
十字路の頭上に設置された時計も四方向からみれるようになっている。

この当時でも随分と店が少なくなった印象を受けたのを覚えている。

それでも、現在と比べると多くの店舗が軒を並べていた。
現在の七曲市場
X-Pro2 + XF35mm F2 R WR クラシッククローム
現在の七曲市場の前に来て思う事。
店は営業しているのかな?
って思う程に中は暗いです。
正直な話ちょっと中に入るのを躊躇してしまう雰囲気があります。
でも安心してください。
営業してますから。


中に入るとまるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥り、昭和の商店街の香りがプンプンしてます。
ですが営業している店舗はかなり少なく、ほとんどがシャッターを下ろしており寂しくもありますが。
それでも全盛期は凄い人で溢れかえっていたそうで、僕が小さい頃は祖母が正月前に買い物していた記憶があります。
その時でも凄い人でごった返していました。

この奥にトイレがあります。
こんな狭い場所にまで店が並んでいますが、残念ながらこちらは営業している店はありません。
営業している時の写真を撮りたかった。



七曲商店街協同組合事務所。
こちらも令和感を全く感じさせない、もろ昭和の雰囲気で好感しかありません。

もうね、ちょっとしたテーマパークじゃないですか?
昭和の雰囲気を感じたいならココ一択です。
もちろん入場料もいりません。
七曲市場でのイベント

七曲市場では、このレトロな雰囲気を活かしてイベントも開催されています。
今までに『バックトゥーザ七曲市場』や『わかやま夜市』など、キッチンカーや雑貨、昭和の雰囲気を全面に出した素敵なものでした。
ただ2025年はまだ開催されていないようです。
七曲市場のアーケード入り口

七曲市場には入り口が5ヶ所あります。
1番上の写真の場所がメインの入り口だと思います。
こちらは西側に面した入り口の一つ。
アーケードの上に少しだけ和歌山城が見えています。

2024年末撮影
年末という事もありいつもより品物が多く並んでいました。
青果店、魚屋さんがよく目につきました。
七曲市場と和歌山城のコラボ

こちらは西側のもう一つの入り口。
バックにはがっつり和歌山城が写っています。
和歌山城×七曲市場のコラボ。
まさに和歌山を象徴するかのような撮影場所である。

こちらは東側に2つある入口の1つ。
七曲市場の看板は比較的に新しく、周りの錆びたトタンとは対照的だ。
ちなみにもう一つの入口は撮影するのを忘れてしまった。

アーケードのトタンのサビ具合がすごいですね。
歴史を感じさせます。


現在は新たに新店舗もオープンしているようです。
写真はないんですが、下記リンクから見てください。

七曲市場どうでしたか?
和歌山で1番昭和を感じられる場所ではないでしょうか。
周辺には、和歌山城やぶらくり丁商店街など、楽しめスポットがたくさんあります。
ぜひ和歌山に来る事があれば少し寄り道して見てください。
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