現在のぶらくり丁全商店街の記録
和歌山市の中心地に残る『ぶらくり丁』とは
和歌山の中心部にあるアーケード商店街で、東ぶらくり丁、中ぶらくり丁、ぶらくり丁、北ぶらくり丁、ぶらくり丁大通り、本町商店街の6つの商店街の総称である。
昭和初期には大阪ミナミと肩を並べるほどの繁華街で、当時の話を聞くと人が多くて向こうが見えないほどだったようです。
それ以降は徐々に衰退し、5館以上あった映画館は全てなくなり、丸正百貨店の閉店、大型ショッピングモールの進出により、シャッター商店街になりつつあった。
しかし近年では、ぶらくり丁を盛り上げようと若い力が集結し奮闘している。
私にとっても思い入れの強い場所なだけに、少しでも力になれればと思います。
ぶらくり丁の名前の由来
『ぶらくり』ってなかなか面白い名前ですよね。
その由来を諸説ありますが調べてみました。
もともと商店の間口が狭い店が多く、より多くの商品を置くために店主たちが軒先に商品を『ぶらくって』(吊り下げての意)軒先を飾ったのが由来らしいです。
他にも『ぶらぶら歩く』からとった説もあるようだ。
ぶらくり丁商店街のまとめ
以前からぶらくり丁商店街の記事を書いていましたが、より見やすいように『まとめ記事』にしました。
周辺の見どころの記事もあるので読んでいただけると嬉しいです。
ぶらくり丁の各商店街の場所
ちょっとわかりにくいですが、各商店街ごとに色分けしました。
ざっとこんな感じになっています。
1.東ぶらくり丁商店街 2025年更新
ぶらくり丁商店街の中で1番人通りが少なく、多くの方が通り抜けに使っている印象。
最近は少し動きがあり、帝国座跡地に帝国座テラスを建設中。(2025年11月完成予定)
新しい店も増えつつあり楽しみな商店街。
2.中ぶらくり丁商店街 2025年更新
東ぶらくり丁とぶらくり丁商店街の間にあるのが中ぶらくり丁商店街。
昔ながらの店は少なく、ゲームショップやレコードを扱う店などがある。
一部解体された場所もあり、今後どうなるのか気になる商店街。
3.ぶらくり丁商店街 2025年更新
人通りは他の商店街に比べて多いが、場外馬券場DASHのおかげかも‥
新旧様々な店があり、飲食店が多い商店街。
4.北ぶらくり丁商店街 2025年更新
個人的に1番勢いがあるのが北ぶらくり丁だと私は思います。
人通りは少なめだが、若い力が頑張っています。
新しくオープンした店も多く、今後が楽しみな商店街。
5.ぶらくり丁大通り商店街 2025年更新
小さなアーケードのある築地通りに面した商店街。
かつてはサティ(後にビブレ)や大丸があり賑わっていた通り。
現在はドンキホーテ、パチンコのマルハンなどに人が集まる。
6.本町商店街 2025年更新
こちらはアーケードのない商店街。
かつては丸正百貨店のあった通りで、現在はフォルテワジマが利用している。
あまり商店街っぽくはなく、ホテルやマンションなどが建っている。
北ぶらくり丁周辺には昔ながらの店舗が少し残っている。
ぶらくり丁と一緒にまわりたい場所
ぶらくり丁周辺にも魅力ある場所が多い。
これは私の地元贔屓があるかもしれませんが‥
1.元寺町ストリート
かなり個性的な店が並ぶ元寺町ストリート。
こちらも若い方が店を出して盛り上げている。
ぶらくり丁とも目と鼻の先で和歌山一DEEPな場所じゃないかな。
2.新通り商店街
東ぶらくり丁商店街から少し逸れた場所にある商店街。
ただ、商店街っぽさは全くないですがカフェや銭湯、ゲストハウスなど、今後どうなるのか楽しみではある。
3.築地浜通りと銀座通り
中ぶらくり丁商店街のすぐ横にある、飲食店が並ぶ通り。
銀座通りは路地裏感があり楽しい。
最後にぶらくり丁商店街は、とても魅力ある場所だと私は思っています。
そのぶらくり丁商店街に少しでも興味を持ってもらえるよう、地元の利を生かして今後も記事を更新していきますので、どうかよろしくお願いします。