JR紀和駅前通り 紀和停車場線
県道153号紀和停車場線は起点が紀和駅から、終点が坊主丁交差点になっているが、東仲間町交差点から向こうは大新通りの一部になっているようです。
その紀和停車場線の両サイドには、駅前商店街っぽい名残りが残っています。
おそらくこの通りも昔は相当賑わっていたんじゃないでしょうか。
この写真からは全くそんな事は感じ取れませんが。
和歌山駅が開業したのが1924年、和歌山市駅が1903年。
紀和駅が1898年。
実はこの三つの駅では紀和駅が1番古いんですよね。
さらにもともと紀和駅が和歌山駅を名乗っていました。
しかし和歌山市駅ができ、東和歌山駅(現和歌山駅)ができ、ついには東和歌山駅が、和歌山駅を名乗る事に。
今まで和歌山駅を名乗っていたのに紀和駅に変わってしまいます。
市駅と和歌山駅に人が集まり、次第に紀和駅は衰退していったわけですね。
紀和停車場線からそれた場所には、所々に昔の風景が残っています。
非常に興味深い場所です。
見た感じ相当な歴史を感じるのですが。
ちなみに写真右側の建物の手前は新しいハイツが建ってます‥。
なかなかの激アツな場所。
この奥だけ時間が止まっているかのような雰囲気。
ここにもレンガの塀が少し残っていました。
元々は、おそらく工場か何かあったのではと思いますが、ちょっとわからず‥
レンガ塀の中は月極駐車場となっています。
奥に見えるのが紀和駅。
両サイドには店舗(元店舗っぽい)が並んでいるが、営業している店は少ない。
この周辺の事を色々調べているのですが、いかんせん情報が少なくて何もわからず。
そんな中うちの妻の母親が昔近くに住んでいたと聞き、情報を得ようとしたのですが昔の事すぎてあまり覚えてないようだ。
しかし近くに映画館があったとの情報を聞きビックリ。
紀和映画劇場というのがあったようです。
その場所には現在マンションが建っており、映画館の痕跡は全くない。
今ではあまり見かける事のない氷屋さん。
現在も営業しているような感じ。
クリーニング屋さんの隣の建物は本屋さんです。
実は私の母親もこの周辺に住んでいた時期がありまして情報を得ようとしたのですが、その当時から和歌山駅や市駅に人が集まっており、遊ぶのはもっぱらそちらのようで、この辺の記憶はあまりないようだ。
ただ古本屋さんがあったのを覚えていたので、この写真を見せたところ、こんな感じだったと言っていた。
ただ信憑性に欠ける。
現在も営業しているようだか、並んでいる本は限りなく少ない。
皆さんが想像しているより少ない。
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