Record of Wakayama

和歌山県内の町並み、レトロな商店街、歴史的建築、観光スポットを写真に記録しています。地域の今と昔を歩いて感じる“和歌山まち歩き”ブログです。

アーケードに残る昭和の記憶|新宮市・中之町商店街探訪 Part.2

続・昭和レトロな中之町商店街を散策

前回に引き続き、和歌山県新宮市にある昭和の香り漂う中之町商店街を歩いていきます。

新宮市では唯一のアーケード商店街。

古き良き商店街が好きな方には、間違いなくオススメのスポット。

周辺にも見どころはたくさんあり、熊野速玉大社、神倉神社のゴトビキ岩、浮島の森などがあり、中之町商店街も一緒に訪れたい場所です。

前回の中之町商店街の記事

wakayama-guidance.com

中之町商店街・駐車場

中之町商店街には駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用してください。

9:00〜22:00 最初の1時間無料。以降60分/200円 最大料金は600円。

22:00〜9:00 120分/100円 最大料金はなし。

中之町商店街のレトロなお店紹介

アーケードと照明の色使いがまさに昭和レトロな中之町商店街。

さらには両サイドをかためる懐かしい店の数々。

レトロ商店街好きにはたまらない場所である。

モリデンキ

レディース専科 うえなか

バッグや靴、傘などを取り扱っている『うえなか』

 

手打ち刃物のしのはら

脇道からのアーケード入口。

篠原金物店には左官屋さんが使う鏝が陳列されていました。

写真左側には比較的新しいアパートが建っており、以前はここに店舗があったと思われる。

少し訪れるのが遅かったか。

新宮病院

商店街の通りに新宮病院への入口があります。

もちろん商店街からしか入れないわけはなく、裏手の通りにも入口があります。

こちらの門のそばに新宮病院の開院と中之町商通りに関した看板があり、非常に興味深いので引用させていただきます。

明治期に入って、中之町から谷王子にかけては武家屋敷

の土壁が残り、竹敷が鬱蒼と茂っている場所であった。

明治10年代に戸長役場が出来、横町に郡役所が出来た。

文書印刷も必要になり、明治14年に集文社が開業している。

大石余平らの努力で、仲之町にキリスト教会堂が建てられるのは明治17年。キリスト教は、明治期の新宮の文化形成に大きな影響を与えた。教会堂の前には、玉置酉久が洋風の住宅「六角堂」を建てた(明治30年)。その前の年、アメリカで医師免許を取得した大石誠之助が、「ドクトル大石」という小さな看板を掲げて最初に開業したのもこの近く。

明治41年「赤門出」(東京帝国大学出身)の院長を迎えて、有志の尽力で、総合病新宮病院がこの地に開院している。やがて、仲之町は舗装された町並みとなり、商店街へと変貌、水銀行がつき、アーケードが完成するのは昭和38年のこと。

引用元:新宮ライオンズクラブ

この後に集文社の建物も紹介しますが、そんな歴史ある会社だとは知りませんでした。

しゅうすけギャラリー

商店街とつながる路地があるのが、中之町商店街の魅力。

この路地の先に『しょうすけギャラリー』がある。

普通に歩いていると見過ごしてしまう場所である。

営業しているのかわかりませんが、看板には営業時間PM1:00〜PM6:00と書いてあります。

定休日は火・水曜日(変更あり)との事。

ぷち熊工房マークス

革の財布や小物、カバンなどを取り扱っている。

さらに財布やカバン、キャスタータイヤの交換、さらには靴の修理もしてくれるようです。

営業時間は9:30〜19:30

定休日 不定休

フタミヤ futamiya

このfutamiyaの文字をどこかで見た記憶がある。

どこだったのか?

みその商店街か、ぶらくり丁商店街なのか‥

なんて考えながら過去の写真を見ていると‥ありました。

3年前にこの場所で同じ写真を撮っていました。

そりゃあ見覚えあるよね。

フタミヤは婦人服を扱うお店のようですが、こちらも営業しているのかは定かではありません。

ただ建物はなかなかおしゃれで、無数の丸い穴が空いた外壁はとても魅力あります。

バリケードがされた危険な場所

集文社

この周辺は近寄らないようにバリケードがなされています。

よく見ると集文社の建物の一階部分がくの字になっているのがわかります。

倒壊の危険もあるので注意してください。

おそらく近いうちに解体されるのではないだろうか。

MEN'S SHOP 

こちらも営業していない感じですね。

はんや 田中

この辺りから、さらに昭和感がます感じになってきます。

『はんや 田中』は色褪せた看板、入り口のガラス戸の文字がいい感じです。

こちらも営業はしていないようですね。

大衆食堂 ペール(閉業)

はんや田中の隣には、これまた良い感じの大衆食堂ペールがあります。

かなり歴史ある食堂だったようですが、現在は営業しておらず。

営業していたころは、写真左の棚に食品サンプルが並んでいました。

 

この写真は2022年の撮影。

現在こちらの建物は別の店になっています。

なぜかその写真は撮っていないという、詰めが甘いところがありますね。

脇道からの商店街出入り口

こちらの入口には色褪せていますが、左側に中之町商店街の文字がうっすらと残っている。

その隣には新宮市の観光スポットの写真がプリントされていたようだが、現在はまったくわからない状態に。

反対側を見てみると、先ほどの写真よりもわかりやすく残っている。

よく見ると八咫烏のヤタちゃんのイラストも描かれていた。

3枚の写真は、神倉神社の例祭『御燈祭り』である。

毎年2月6日に新宮市の神倉神社で行われる勇壮な火祭り。

白装束の男たちが松明を持ち、538段の石段を一斉に駆け下りる様子は「火の滝」と呼ばれるほど迫力があります。

MAKARANYA

 

空き地が目立つ中之町商店街

あちらこちらに空き地が目につく中之町商店街。

和歌山市内のぶらくり丁の商店街も同じような状況です。

かつてこの場所には文具や事務用品を扱う店がありました。

こちらがその建物『三栗紙店』

相当な歴史ある店構え。

アーケードがあるのに、軒先に雨樋がついているということは、アーケードができる前から建っていたのではないだろうか。

今回もう一度撮影できると楽しみにしていただけに、非常に残念である。

2022年1月撮影。

 

満月堂は洋食をメインとしたレストランだったようですが、現在は営業しておらず。

中之町商店街もシャッターがおりた店が多い。

サンタウンホール

 

新宮ブルーチップセンター

懐かしいブルーチップ。

私が子供の頃に母が集めていた記憶があります。

実はこのブルーチップは今も使えます!

昔集めていたのが、お家に眠っている方いれば商品と交換できます。

bc-onlineshop.com

タマヤ百貨店

10ヵ月払家具センターと書かれた、インパクトあるタマヤ百貨店。

こちらも残念ながら営業していませんが、レトロな外観は健在です。

 

いよいよ中之町商店街も大詰め。

このまま終わらないと良いのにって気持ちになる。

クレジットデパート

店名のインパクトがすごい。

すでに閉業しており、何の店かはわかりませんが、クレジットでしか買えない店だったのだろうか。

何か知っている方いらっしゃれば情報お待ちしてます。

珈琲 バンビ

商店街から路地に入った場所にある珈琲バンビ。

こちらの店は有名ではないだろうか。

私も初めて知ったのはテレビで紹介されていたからである。

現在は営業しているかは確認できず。

かどや青果店

中之町商店街の西側の入り口すぐにある『かどや青果店』

この日は日曜だったために営業しておらず。

商店街探訪は曜日や時間が大事だと再認識させていただきました。

訪れるなら、お店が開いている時に来たいですよね。

営業時間は9:00〜18:00

定休日は日曜日です。

 

こちらが中之町商店街のアーケード入口。

やはりアーケードの看板は色褪せております。

ちなみに、このすぐ近くに『香梅堂』があり鈴焼きは絶品です。

店の前に多くの人が並んでいるので、すぐわかると思います。

中之町商店街まとめ

閉業している店は多いですが、それ以上に昭和レトロな雰囲気が色濃く残る中之町商店街。

周辺にも懐かしい建物も多く、レトロな雰囲気が好きな方は間違いなく楽しめのではないだろうか。

私もまたゆっくり訪れたい場所の一つである。