高野口
和歌山県橋本市高野口町。
2006年に隣の橋本市と合併。
たしか以前は伊都郡高野口町だった気がします。
霊峰高野山への参詣口の一つとして、宿場として栄えていたようです。
今回はそんな高野口駅周辺を散策していきます。
高野口駅
開業は1901年(明治34年)当時は名倉駅としてスタート。
高野山参詣登山に便利なったので高野口駅に改称。
かつては高野山への参拝客で賑わっていたようで、周辺の駅とは比べ物にならない立派な木造の駅舎である。
待合室もかなり広く、綺麗に保たれている。
大変だとは思いますが駅舎をこのまま維持していただきたいです。
ホームはこんな感じで広いです。
和歌山では、この規模の古い駅舎は高野口駅ぐらいじゃないでしょうか?
正直一見の価値ありだと思います。
さらにもう一つの見所が高野口駅の向かいにあるんです。
葛城館
高野口町で絶対見ておきたい建物がこちら葛城館。
木造三階建ての元旅館。
賑わっていた当時は駅前に数十軒の旅館があったようです。
平成24年度に保存修理されており、現在カフェとして営業しています。
ホームページがなく、Instagramのみのようですね。
https://www.instagram.com/katsuragikan?igsh=NXltbGYxdHg4Y2Fn&utm_source=qr
Instagramで葛城館で検索したらわかると思います。
僕も見たのですが、ここは本当に行ってみたいです。
カフェの駐車場は隣にあるので車で来ても安心です。
高野口駅と葛城館。
もうね、この二つの建物を見るだけでも高野口町に来てもいいんじゃないかと。
ただカフェの方は営業時間や定休日は要確認を!
橋本市立高野口小学校
こちらも歴史ある建物で、まさか小学校だとは思いませんよね。
しかも現在も使用されています。
僕もこんな小学校通いたかったなぁ〜。
連続テレビ小説『芋たこなんきん』のロケにも使われたそうです。
昭和12年に建てられた、木造平屋建ての校舎。
とにかく大きくて、全貌を写真では伝えられず申し訳ない。
小学校の前にあった看板の一部。
上から見ると校舎はこんな感じ。
南北に続く廊下は89m。
そして東西に4本の廊下があります。
検索すると学校内の写真が見れますが、本当に素晴らしい学校です。
一般向けの見学なんかがあれば、ぜひ見てみたいですね。
次回は高野口町の町並みを紹介しますね。