続・湯浅DEEP路地散策

湯浅町DEEP路地裏散策の続編である。
観光地を外して、湯浅町の魅力ある路地や商店街を歩いていきたい。
今回は湯浅駅から、そんな道を辿っていきたい。
ただ私もまだ知らない路地が多くあり、探検気分で自由に彷徨ってみることをおすすめする。
前回を見ていない方は下記リンクから読んでいただけます。
湯浅路地裏散策ルート vol.2

湯浅駅をスタートし、少し変わったルートで案内していく。
湯浅の古き町並みを楽しみつつ、商店街をぬけ、広川に架かる『なぎ大橋』を目指す。
湯浅駅前の栗山商店


湯浅駅が新しい駅舎になり、駅前の雰囲気もガラリと変わった。
かつてはレトロな店舗が並んでいたが、現在は栗山商店だけが残っている。
釜揚げ・生しらす丼|かどや食堂

湯浅は醤油発祥の地であり、県内有数のしらすの水揚げ地
その2つを組み合わせた、釜揚げしらすと生しらす丼はぜひ食べていただきたい。
路地散策の醍醐味|ルートはあってないようなもの
かどや食堂から少し行った先に、きのくに線の下をくぐる道がある。
ルートには記していないが、少し寄り道をする。

きのくに線の下をくぐると、少しだが歴史を感じる建物が並んでいる。
立ち寄らなくてもいい場所だが、時間があれば行ってみてもいい。

ここから『きのくに線』を走る、くろしおを撮影したかったが、今回は時間の都合上諦めざるを得なかった。
また機会があれば撮影し、差し替えたい。
湯浅駅前の路地

湯浅駅前が姿を変えてしまったが、この路地はまだ変わらず残っていた。
いや、変わらずではないか、一部なくなってしまった建物があり、奥の湯浅駅がよく見えるようになった。


路地の先にはまだ細い路地が続く。
以前訪れた時には通路にバリケードが置かれていた。
もしかすると、次に訪れる時にはまた変わっているのかもしれない。
昭和の雰囲気が色濃く残る湯浅

こちらの写真は少し古いもので、現在は奥の大きな建物『旅館 千代の家』は解体されている。
何気ない建物ではあるが、あるとないとでは雰囲気がまったく違う。

湯浅町のパンフレットを見ると、この通りは熊野古道の一部になっている。
数軒だが商店が営業している。
今はないのだが、書店やたばこ屋、薬局などがあったようだ。
以前はもっと古い建物が軒を並べていたが、時の流れとともに姿を変えてしまった。

ひときわ古びた建物の中央館。
看板もなく、何の建物なのだろうと思っていたのだが、調べてみると『湯浅魚釣観光協会』の建物のようだ。

まさに昭和そのまま切り取ったような風景である。
個人的にはパーマ屋テルミ美容室が効いている。
先に紹介した、千代の家がまだ残っている少し古い写真だ。
現在は千代の家は解体されてしまったが、まだこの風景は残っている。

できるだけ隈なく歩きたいので遠回りしつつ、行ったり来たりしながらなぎ大橋へ向かう。
これが路地散策の醍醐味なのである。

外観は同じなんだけど、屋根がバラバラで面白い。
青空とマッチして綺麗だった。
島之内商店街

ここから湯浅町の商店街『島之内商店街』に入る。
島之内商店街も営業している店舗は少ないが、レトロで趣きある建物が残っている。
まずは紀文食堂。
商店街の街路灯

島之内商店街の街路灯はシンプルな二灯タイプである。
この日は七夕前ということもあり、街路灯から飾りの吹き流しが付けられていた。

居酒屋 一八の看板、窓にはBEAUTY SALON ヨシコの文字が見える。
入り口のアーケードの屋根は破れ、使われている気配は感じ取れない。

向かいには昔ながらの商店が並ぶ。
化粧品店のすずや、隣はたばこ屋のようだが、入り口や窓には板が貼られている。

赤のれんもシャッターがおりていた。
何をしていた店なのか情報がなく不明だ。

街路灯には、店の名前の看板が付けられている。
一富士という名の店は見当たらず、おそらく解体されてしまったと思われる。
この島之内商店街も空き地が目立ち、かつての面影が薄れてしまった。

この辺りから商店街らしさが見えてきた。
men's fashionのフクヤ、はたよ食堂が並ぶ。
はたよ食堂は、2017年に『吉田 類の酒場放浪記』で紹介された事があるようだ。

商店街角には釣具の『畑敬釣具店』がある。
歴史ある佇まいの素敵な釣具店だ。
ここで気になったのが、街路灯の吹き流しである。
もしかしたらクラゲをモチーフにしているのだろうか?

畑敬釣具店について曲がり、広橋の方へと歩く。
左側には鮮魚店 小川庄が営業していた。
湯浅町の老舗和菓子店|友鶴屋

昭和5年創業、広橋手前で営業する『友鶴屋』
この日は営業していたが、現在は閉業との情報もある。
詳しく分かり次第追記したい。
友鶴屋のおすすめは『なぎの浜』である。

広川に架かる広橋からの眺め

広橋からの眺めはこんな感じだ。
向こうに見えるのは、紀勢本線である。
毎年2月中旬より、この広橋周辺にてシロウオ漁が行われている。
四つ手網といわれる特殊な網を使い、満潮の前後2〜3時間に網を沈めてシロウオが網に入るのを待ち引き上げる。
タイミングが良ければ見ることができそうだ。

広川の河口付近まで来たので、なぎ大橋まではあと少しだ。
やはり訪れるなら、あたたかい時期が一番である。

なぎ大橋中腹から湯浅の町並みを見る。
なぎ大橋から湯浅町の町並みを見る

目的地のなぎ大橋に到着。
湯浅の町並みを散策しながら、苦労して到達した『なぎ大橋』からの眺めは格別である。
先ほど歩いた広橋が正面に見え、奥には紀勢本線も見える。
電車が通過しないか待ってみたが、どうやらまだまだ時間がかかりそうだ。
これはまた次の楽しみにとっておき、今回の路地散策は終わりとしよう。
湯浅路地裏散策まとめ

湯浅町の魅力に惹かれて、何度となく訪れているが、まだまだ知らない湯浅の見どころや路地が残っている。
時間が経てば町の姿も変わり、刻一刻と新しい湯浅町になっていく。
私の湯浅町の記録に終わりはないだろう。