川湯温泉の仙人風呂

和歌山県田辺市本宮町に冬季限定で出現する『仙人風呂』は、大塔川の一部をせき止めてつくられた巨大露天風呂。
毎年12月から2月末まで楽しめる、水着で入る温泉です。
その仙人風呂への気になる入り方、アクセス、周辺の町並みなどを紹介したいと思います。
- 川湯温泉の仙人風呂
仙人風呂とは?

川湯温泉街のすぐそばに流れる大塔川は、川底から約70℃の温泉が湧き出る不思議な川。
川をよく見ていると、底からふつふつと気泡が上がっているのがわかる。
さらには川からは湯気が立ち上がり、なんとも言えない不思議な光景が見れます。
仙人風呂はその大塔川の一部をせき止め、大きさは幅約40m、奥行約15m、深さ約60cm
の巨大な露天風呂です。
名前の由来は、この温泉が仙人のお告げで見つかったという言い伝えと、1000人は入れる大きさがあることからきているようだ。
仙人風呂がある川湯温泉へのアクセスと駐車場
ありがたいことに仙人風呂を訪れる方のために無料の駐車場(約40台)があります。
私が以前訪れた時は河川敷にも車が停められるようになっていました。
ただどちらも仙人風呂より200mほど下流の場所になります。
仙人風呂の利用時間やルール

仙人風呂にかぎらず、温泉にもマナーやルールがありますが少し触れておきます。
◼️水着の着用。(タオルや下着はNGです)
◼️ゴミは持ち帰る、食事や飲酒も禁止です。
◼️タバコも禁止。
◼️ペットも入れません。
◼️子供から目を離さない、泳がない。
仙人風呂の利用時間
⬜︎6:30〜22:00(自然の露天風呂のため、天候や増水時などは中止となる場合がある)
荒天のあとは電話で要確認 【熊野本宮観光協会】 ☎︎0735-42-0735
仙人風呂の入浴料金
⬜︎無料となっています。
仙人風呂の注意点
貴重品などを保管するロッカーなどはないため、入浴中は近くに置いておきましょう。
タオルは忘れずに持参してください。
一番気になる着替えはどうするの?

ここがおそらく1番気になるポイントではないでしょうか。
私が初めて訪れた時には、温泉の横に簡易の脱衣所がありそこで着替えができましたが、現在はありません。
仙人風呂が目的で訪れた場合は、仙人風呂の駐車場に小さい脱衣所が設けられています。
着替えは仙人風呂の駐車場に更衣室あり

駐車場内のトイレに更衣室が併設されています。
もしくは車内で着替えるかの二択です。
ただこの更衣室から仙人風呂までは200m程の距離があり、上着などを羽織って暖かくして向かってください。
今回、仙人風呂の横で簡易テントをたて着替えている方もおりました。
着替え終われば畳んでおけばいいですしね。
ちなみに私は自宅から水着を着用していきました。
問題は仙人風呂が気持ちよくて出れない。
仙人風呂に浸かるとあったかくて気持ち良いため、出るのが一番大変です。
さらに更衣室に歩いて戻らなくてはいけません。
タオルでよく拭いて、あたたかい格好で戻ってください。
小さいお子様なら、タオルに包んで着替えさせるのが良いかも。
仙人風呂のイベント案内

湯けむり灯篭
土曜日限定ではあるが、湯けむり灯篭なるイベントが行われている。
◼️日時 午後8時から午後10時まで、河原に並べられた灯篭が、温泉から立ち上る湯気を照らす幻想的な光景。
夜空には満天の星空。
最高のシチュエーションです。
第23回 新春! 仙人風呂かるた大会
こちら毎年恒例のかるた大会で、参加者を令和7年12月15日(17:00まで)まで募集しています。
◼️日時 令和8年1月18日(日)12:00〜(雨天の場合は1月25日に延期)
◼️場所 川湯温泉『仙人風呂』
◼️募集数 15チーム程度 ※応募多数の場合は抽選。抽選結果はメールにて。
◼️参加費 1チーム 6000円 指定口座への振り込み。出場チーム決定後に案内。
申し込み方法は熊野本宮観光協会HPより申し込み用紙をダウンロードしてください。
夏の川湯温泉は?

夏の川湯温泉には仙人風呂はないものの、川遊びの観光客で賑わいます。
そしてなんといっても、河原にスコップで穴を掘り自分専用の温泉を作ることができます。※仙人風呂の期間中はNGです。
川遊びで冷えた体を温めてくれます。
仙人風呂のまとめ

仙人風呂は、ただの温泉ではありません。澄み切った満天の星空と、川から立ち上る湯気に包まれながら入る体験は、都会の喧騒を忘れさせてくれる極上の非日常体験です。特に土曜の夜に開催される湯けむり灯篭の時間帯を狙って、この期間限定の仙人体験を楽しんでみてください。
川湯温泉街を散策

和歌山県田辺市本宮町には、こちらの川湯温泉、渡瀬温泉、湯ノ峯温泉と様々な温泉があります。
ここ川湯温泉には数は少ないですが、旅館が建ち並び、小さな温泉街となっている。
他県の有名な温泉街のような華やかさはないが、静かで大自然に囲まれた中のんびり過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。
民宿 大村屋


1号館から3号館、奥別館まである民宿大村屋。
1号館以外はペットの同伴も可能とのこと。
詳しくは大村屋ホームページを。
大塔川に架かる吊り橋『薬師橋』

大塔川に架かる吊り橋は薬師橋といい、別名『開拓橋』ともいう。
古くから多くの人々の信仰をあつめてきた川湯の守護神『川湯十二薬師』が祀られた薬師堂が旅館が立ち並ぶ一画にあり、それが橋の名前の由来ではないだろうか。
旅館側から薬師橋を渡り河原に降りると『薬師の湯』がある。
吊り橋から見る川湯温泉街

大村屋がある方向。
奥に見える大きな建物は『山水館 川湯みどりや』
那智勝浦町にある『ホテル浦島』と同じホテル浦島チェーンが経営している。

こちらは仙人風呂がある方向。
左側には公衆浴場があり、川を挟んだ反対側に次に紹介する『薬師の湯』がある。
薬師の湯


薬師の湯はどんなものなのか、河原におりてみたが湯がありませんでした。
どうやら仙人風呂が終わると、こちらが利用できるような感じですね。
もちろん、こちらも水着着用になっています。
川湯温泉公衆浴場

薬師橋からすぐの場所にある『川湯温泉公衆浴場』
大塔川の川底から湧き出た源泉を引き込んでいる。
夏の川遊びの後や、冬の仙人風呂の後にもいいですね。

入り口の提灯や味のある看板が旅行を盛り上げてくれます。
◼️営業時間 午前6:30〜午後8:00(午後7時半まで受付)
◼️定休日 火曜日
◼️料金 大人(中学生以上)300円 小人 200円 幼児 80円
◼️その他 石鹸:50円 シャンプー:50円 タオル:200円
旅の宿 しば


川湯温泉の中心にある旅の宿 しば。
一棟三室キッチン付きの1日1組の貸切の宿で、最大8名まで利用できます。
食事の用意はなく、夕食、朝食を希望の場合は、お弁当の注文が可能。
庭ではBBQが楽しめるようになっている。
お食事何処 ときわや

川湯温泉にはスーパーやコンビニはなく、飲食店も数えるほどしかない。
川湯温泉では貴重なお食事処 ときわや。
◼️営業時間 17:00〜22:00
◼️定休日 不定休
◼️駐車場 4台
◼️電話番号 0735-42-0075
川湯温泉のまとめ

川湯温泉は規模は大きくはないが、静かで自然豊かな素敵な場所です。
川からは湯気が立ち上り、よるには満天の星空を見ることができます。
周辺には熊野本宮大社、湯の峰温泉、渡瀬温泉と見どころがたくさんあります!
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。