Record of Wakayama

X-Pro2とXF35mm f2で残す和歌山の記録。 現在はGR3のみでの撮影。

くじらの町 太地町のペンキ塗りの町並みを歩く Part.2

太地町の町並み

前回は岩門から奥に歩いていきましたが、一度岩門から出て違う場所から散策していきます。

写真の右側が漁港になります。

所々高い石垣が積まれていますが、おそらく昔に何かあった名残でしょう。

 

 

今回はこちらから歩いていきます。

前回歩いた場所よりは道幅も広く、密集した感じはなくなります。

 

すっかり自分のカメラになりつつあるOM-D EM10markⅡ。

ただバッテリーが劣化してきたのかバッテリーの減りが早く、この日はこの写真を最後に

眠りにつく‥

 

こちらも格子がつけられています。

太地町の古くからの建物には、ある特徴があるのですが気づきましたか?

わかった人もいるかもしれませんが、もう少し見ていきましょうか。

 

こちらのお宅もそうですね。

今まで和歌山県内の色々な昔ながらの建物を見てきましたが、ほとんどが柱や板などの木

の部分は茶色、壁は漆喰や黒壁が塗られている家で重厚感がある感じ。

たいして太地町は板張りの建物が多く、明るいパステルカラーのペンキぐ塗られている。

とても明るい印象で、どこか外国を思わせる雰囲気だ。

 

だいたい古い建物が並ぶ通りで写真を撮ると、真っ黒な感じになっちゃうけど

ご覧の通り明るい。

以前訪れた時には、うっすいグリーンや、うっすいブルーの建物があったが今回はまだ見

つけられていない。

何軒かは普通タイプの昔の建物あるんじゃないのって思うでしょうが、ないです。

 

幸助?屋であってるのかな?

何やらお店だったような感じですがどうなんでしょ?

調べてみると、空き家を活用して様々なイベントをしていたようです。

現在は不明です。

 

あっ、ネコ発見。

漁港近くは猫率高いですね。

そして猫を見つけると無意識に写真を撮ってしまうのは何故だろう。

猫に気を取られて、奥にレンガの塀があった事に今気づきました。

猫を撮った事で満足してたのでしょう‥

 

おっ!うっすいブルーの家を見つけました。

めっちゃかわいいくないですか!

太地町の家は何故このような外観なのか?

凄く気になったので調べてみたのですが、あまり情報がないんですよ。

そんな中、有力な情報を見つけました。

どうやら太地町から出た北米移民、捕鯨船の乗組員などが海外から持ち帰ってきたんじゃないかと言う説。

あとは潮風から家屋を守るためとの事。

 

 

相変わらず迷路のように張り巡らされた道。

一体どこを歩いてるのやら。

なんて言いながらも相当楽しんでました。

 

古くなった建物をリフォームしたであろう家をちょくちょく見かけますが、違和感ない感じに仕上げられているのが良かった。

 

奥に見えるのが東明寺。

太地町を歩いていて思うのが店が少ないって事。

太地町はくじらの博物館や落合博満野球記念館、石垣記念館など観光にも力を入れている

のですが、町中はそうでもなく観光で歩いている人はいないんじゃないかな。 

私のような太地の町並みに興味がある人ぐらいだと思う。

でもここはこのままで良い気がする。

 

店なのか‥オキ、ガムチャと書かれているが詳細は不明です。

 

濃いめの水色の家も見つけました。

日本なんだけど、どこか異国情緒溢れる味わい深い太地町です。

次回に続く。